Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > opensslライブラリ > OpenSSL::PKCS7::RecipientInfoクラス

class OpenSSL::PKCS7::RecipientInfo

クラスの継承リスト: OpenSSL::PKCS7::RecipientInfo < Object < Kernel < BasicObject

要約

PKCS7 の送信先を表すクラスです。

S/MIME 暗号化する場合に指定した送信先を意味します。

目次

特異メソッド

new

インスタンスメソッド

enc_key issuer serial

特異メソッド

new(cert) -> RecipientInfo[permalink][rdoc]

送信先オブジェクトを証明書から生成します。

[PARAM] cert:

証明書(OpenSSL::X509::Certificate オブジェクト)

インスタンスメソッド

enc_key -> String[permalink][rdoc]

送信先の公開鍵で暗号化された共通鍵を返します。

詳しくは [RFC2315] の 10.2、10.3 を参照してください。

通常は OpenSSL::PKCS7#decrypt で復号化するので あまり使わないでしょう。

issuer -> OpenSSL::X509::Name[permalink][rdoc]

送信先の証明書の発行者の名前(DN)を返します。

これと OpenSSL::PKCS7::RecipientInfo#serial で 送信先を一意に識別します。

serial -> Integer[permalink][rdoc]

送信先の証明書の識別番号を返します。

これと OpenSSL::PKCS7::RecipientInfo#issuer で 送信先を一意に識別します。