Ruby 1.9.2 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > 組み込みライブラリ > Arrayクラス > delete
delete(val) -> object | nil
[permalink][rdoc]delete(val) { ... } -> object
指定された val と == で等しい要素を自身からすべて取り除きます。 等しい要素が見つかった場合は最後に見つかった要素を、 そうでない場合には nil を返します。
ブロックが与えられた場合、val と等しい要素が見つからなかったときにブロッ クを評価してその結果を返します。
array = [1, 2, 3, 2, 1] p array.delete(2) #=> 2 p array #=> [1, 3, 1] # ブロックなしの引数に nil を渡すとその戻り値から削除が # 行われたかどうかの判定をすることはできない ary = [nil,nil,nil] p ary.delete(nil) #=> nil p ary #=> [] p ary.delete(nil) #=> nil