Ruby 1.9.2 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > 組み込みライブラリ > IOクラス > pipe
pipe -> [IO]
[permalink][rdoc]pipe(ext_enc) -> [IO]
pipe(enc_str, opts={}) -> [IO]
pipe(ext_enc, int_enc, opts={}) -> [IO]
pipe {|read_io, write_io| ... } -> object
pipe(ext_enc) {|read_io, write_io| ... } -> object
pipe(enc_str, opt={}) {|read_io, write_io| ... } -> object
pipe(ext_enc, int_enc, opt={}) {|read_io, write_io| ... } -> object
pipe(2) を実行して、相互につながった2つの IO オブジェクトを要素とする配列を返します。
戻り値の配列は最初の要素が読み込み側で、次の要素が書き込み側です。
ブロックが渡された場合は、そのブロックに2つの IO オブジェクトが渡され、 ブロックの返り値がこのメソッドの返り値となります。 ブロック終了時に IO オブジェクトがもし close されていないならば close します(close されていてるオブジェクトはそのままです)。
得られる2つの IO オブジェクトのエンコーディングを引数で指定することが できます。
r, w = IO.pipe p [r, w] # => [#<IO:0x401b90f8>, #<IO:0x401b7718>] Thread.new do w.puts "foo" w.close end p r.gets # => "foo\n"