Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > test/unitライブラリ > Test::Unitモジュール
クラスの継承リスト: Test::Unit
ユニットテストを行うためのモジュールです。
setup_argv(original_argv = ARGV) { |files| ... } -> [String]
[permalink][rdoc]original_argvで指定されたオプションを解析して、テスト対象になるファイル をrequireします。
ブロックが指定された場合にはブロックを評価して、その結果をrequireの対象 にします。
ブロックパラメータには上記のoriginal_argvから-xで指定されたもの以外のオ プションが配列で渡されます。ファイル名の代わりにディレクトリを指定する と、ディレクトリの中にあるtest_*.rbを全てrequireします。
このメソッド自体は、オプションを解析してrequireを行う以外の処理は行いま せんが、test/unit.rbをrequireして呼び出すメソッドのため、結果的にユニッ トテストが実行されます。testrbコマンドのように、ユニットテストを実行す るプログラムを作成する場合に使用します。
詳細を表示します。
指定されたテストメソッドを実行します。テストメソッドの指定に正規表現 も使えます。なお、--name=test_fooのような指定は行えません。--name test_foo のように指定してください。
指定されたファイルを除外します。ファイルの指定に正規表現も使えます。
Kernel.#rand の乱数の種を指定した値に設定します。
テストするファイルの状態を表示します。--jobs が指定されなかった場合は有効になりません。
並列実行する数を指定します。
--jobs オプションも指定された場合に、リトライ機能を無効化します。
ruby コマンドのパスを指定します。省略した場合は、RbConfig.ruby の値を使用します。
スキップしたテストを表示しません。
ライブラリのロードパスに指定した値を追加します。
GC.stress に true を設定します。
GC.stress に false を設定します。
Test::Unit.setup_argvはoriginal_argvの指定に関わらず、ARGVをfilesで置き 換えます。置き換えられたARGVはminitest/unitによってもう1度解析されます。