Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > 組み込みライブラリ > Kernelモジュール > warn

module function Kernel.#warn

warn(*message) -> nil[permalink][rdoc]

message を 標準エラー出力 $stderr に出力します。 $VERBOSE フラグ が nil のときは何も出力しません。

文字列以外のオブジェクトが引数として与えられた場合には、 to_s メソッドにより文字列に変換してから出力します。

このメソッドは以下と同じです。

$stderr.puts(*message) if !$VERBOSE.nil? && !message.empty?
nil
[PARAM] message:
出力するオブジェクトを任意個指定します。
[EXCEPTION] IOError:
標準エラー出力が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
[EXCEPTION] Errno::EXXX:
出力に失敗した場合に発生します。
warn "caution!" #=> caution!
$VERBOSE = nil
warn "caution!" # 何もしない

[SEE_ALSO] $stderr,$VERBOSE