Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > tsortライブラリ > TSortモジュール > each_strongly_connected_component_from

singleton method TSort.each_strongly_connected_component_from

each_strongly_connected_component_from(node, each_child, id_map={}, stack=[]) {|nodes| ...} -> ()[permalink][rdoc]

node から到達可能な強連結成分についてのイテレータです。

引数 node と each_child でグラフを表します。

返す値は規定されていません。

TSort.each_strongly_connected_component_fromはTSortをincludeして グラフを表現する必要のないクラスメソッドです。

[PARAM] node:
ノードを指定します。
[PARAM] each_child:
引数で与えられた頂点の子をそれぞれ評価するcallメソッ ドを持つオブジェクトを指定します。

使用例

graph = {1=>[2], 2=>[3, 4], 3=>[2], 4=>[]}
each_child = lambda {|n, &b| graph[n].each(&b) }
TSort.each_strongly_connected_component_from(1, each_child) {|scc|
  p scc
}
# => [4]
#    [2, 3]
#    [1]

[SEE_ALSO] TSort#each_strongly_connected_component_from