Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > zlibライブラリ > Zlib::GzipReaderクラス > each_byte
each_byte {|byte| ... } -> nil
[permalink][rdoc]each_byte -> Enumerator
IO クラスの同名メソッドIO#each_byteと同じです。
但し、gzip ファイル中に エラーがあった場合 Zlib::Error 例外や Zlib::GzipFile::Error 例外が発生します。
gzip ファイルのフッターの処理に注意して下さい。 gzip ファイルのフッターには圧縮前データのチェックサムが 記録されています。GzipReader オブジェクトは、次の時に展開した データとフッターの照合を行い、エラーがあった場合は Zlib::GzipFile::NoFooter, Zlib::GzipFile::CRCError, Zlib::GzipFile::LengthError 例外を発生させます。
=begin # hoge.gz がない場合は下記で作成できる。 Zlib::GzipWriter.open('hoge.gz') { |gz| gz.puts 'hoge' } =end Zlib::GzipReader.open('hoge.gz') { |gz| gz.each_byte { |b| printf "%d -> %c\n", b, b } } #=> 104 -> h #=> 111 -> o #=> 103 -> g #=> 101 -> e #=> 10 ->
[SEE_ALSO] IO#each_byte