Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > 組み込みライブラリ > Timeクラス > gm

singleton method Time.gm

gm(year, mon = 1, day = 1, hour = 0, min = 0, sec = 0, usec = 0) -> Time[permalink][rdoc]
utc(year, mon = 1, day = 1, hour = 0, min = 0, sec = 0, usec = 0) -> Time

引数で指定した協定世界時の Time オブジェクトを返します。

第2引数以降に nil を指定した場合の値はその引数がとり得る最小の値です。

[PARAM] year:
年を整数か文字列で指定します。例えば 1998 年に対して 1998 を指定します。
[PARAM] mon:
1(1月)から 12(12月)の範囲の整数または文字列で指定します。 英語の月名("Jan", "Feb", ... などの省略名。文字の大小は無視)も指定できます。
[PARAM] day:
日を 1 から 31 までの整数か文字列で指定します。
[PARAM] hour:
時を 0 から 23 までの整数か文字列で指定します。
[PARAM] min:
分を 0 から 59 までの整数か文字列で指定します。
[PARAM] sec:
秒を 0 から 60 までの整数か文字列で指定します。(60はうるう秒)
[PARAM] usec:
マイクロ秒を整数か文字列で指定します。
[EXCEPTION] ArgumentError:
与えられた引数の範囲が valid でない場合に発生します。
p Time.gm(2000, 1, 1)  #=> Sat Jan 01 00:00:00 UTC 2000
gm(sec, min, hour, mday, mon, year, wday, yday, isdst, zone) -> Time[permalink][rdoc]
utc(sec, min, hour, mday, mon, year, wday, yday, isdst, zone) -> Time

引数で指定した協定世界時の Time オブジェクトを返します。

引数の順序は Time#to_a と全く同じです。 引数 wday, yday, zone に指定した値は無視されます。 引数に nil を指定した場合の値はその引数がとり得る最小の値です。

[PARAM] sec:
秒を 0 から 60 までの整数か文字列で指定します。(60はうるう秒)
[PARAM] min:
分を 0 から 59 までの整数か文字列で指定します。
[PARAM] hour:
時を 0 から 23 までの整数か文字列で指定します。
[PARAM] mday:
日を 1 から 31 までの整数か文字列で指定します。
[PARAM] mon:
1(1月)から 12(12月)の範囲の整数か文字列で指定します。 英語の月名("Jan", "Feb", ... などの省略名。文字の大小は無視)も指定できます。
[PARAM] year:
年を整数か文字列で指定します。例えば 1998 年に対して 1998 を指定します。
[PARAM] wday:
無視されます。
[PARAM] yday:
無視されます。
[PARAM] isdst:
指定した日時が夏時間(Daylight Saving Time)なら true を指定します。 そうでないなら、false を指定します。
[PARAM] zone:
無視されます。
[EXCEPTION] ArgumentError:
与えられた引数の範囲が valid でない場合に発生します。